2019.05.31
甲南大学FIRST/FIBER産学連携サロン=Part 13=
神戸医療産業都市クラスター交流会 「分子設計が拓く未来」
- 企業・研究者向け
- 医療関係者向け
詳細な内容
神戸市医療産業都市は20年を過ぎ、再生医療や医療機器開発で益々賑わいを見せる一方で、更なる一歩を踏み出しています。その中で、甲南大学フロンティアサイエンス学部(FIRST)では、その一助となるべく「甲南大学メディケミカル拠点プロジェクト」を立ち上げ、甲南大学先端生命工学研究所(FIBER)とともに、再生医療をはじめ、皮膚科学・化粧品学さらには健康科学に「化学」の視点を取り入れた新たな発想で未来を切り拓く研究を推進しております。今回は、神戸大学大学院工学研究科・応用化学専攻大谷亨先生に、樹状分子であるポリグリセロールデンドリマーの設計により、新たな機能を生み出し、再生医療やがん治療に応用している研究の最先端をご紹介頂きます。概要:
第1部 甲南大学FIRST/FIBERの研究紹介
16:30 – 16:35
開会の挨拶
甲南大学フロンティアサイエンス学部
教授 西方 敬人 様
16:35 – 16:50
「ナノマテリアルを設計する」
甲南大学フロンティアサイエンス学部
教授 赤松 謙祐 様
無機ナノ粒子やそれらが分散した複合体を設計し,その効率的な合成法を確立することで,豊かな社会への貢献を目指しています。
16:50 – 17:05
「機能性DNA/RNAを設計する」
甲南大学フロンティアサイエンス学部
教授 川上 純司 様
高機能な核酸医薬や,望む機能を持つ新しい機能性核酸の分子設計を通して,健康社会への貢献を目指しています。
第2部 神戸医療関連企業紹介
17:05-17:20
「千寿製薬の取り組み~眼科のスペシャリティファーマとして~」
千寿製薬株式会社 研究開発本部 総合企画担当 木藤 学志 様
17:20-17:35
「 創薬オープンイノベーションの取り組み~ベーリンガーインゲルハイムの場合~」
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 神戸医薬研究所 人見 香織 様
17:35-17:50
「DDS技術を活用した医薬品開発事例」
大日本住友製薬株式会社 技術研究本部 製剤研究所 主席研究員 村上 貴之 様
第3部 ご講演
17:55-18:45
「化学的視点からのがん治療アプローチ:薬物あり・なしで効く生体材料の設計」
神戸大学大学院 工学研究科・応用化学専攻
生体機能材料化学グループ 准教授 大谷 亨 様
先端医療(再生医療や薬物送達システム)の発展に寄与すると期待される生体に接するマテリアル(生体材料もしくはバイオマテリアル)の分子設計・合成から細胞を用いた機能評価までを行い、バイオマテリアル機能を化学の立場から明らかにする以下の研究内容をご紹介頂きます。
・がん治療を目指した薬物送達マテリアルに関する研究
・再生医療用マテリアルに関する研究
第4部
18:50– 20:00 交流会
関連資料
会場住所
〒650-0047 神戸市中央区港島南町7-1-20
お問い合わせ先
甲南大学ポートアイランドキャンパス事務室 山田、内山
078-303-1457
first@adm.konan-u.ac.jp
入力者
神戸市医療産業都市部