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理事長のご挨拶

日本の未来を担う神戸医療産業都市の中核拠点

 当機構は、2018年4月より「公益財団法人先端医療振興財団」から、「公益財団法人神戸医療産業都市推進機構」に発展的に改組し、新たな推進体制を発足しました。
 神戸医療産業都市は、阪神・淡路大震災によって大きな被害を受けた神戸経済を立て直し、市民の命を守り、そして国際社会に貢献することを目指すプロジェクトとしてスタートし、1998年の「神戸医療産業都市構想懇談会」設置以降、具体的な取り組みが開始されてから、2018年10月に20周年を迎えました。当機構においては2000年3月の発足以降、神戸医療産業都市の推進母体として、先端医療の臨床研究や次世代医療システムの構築などの取り組みを通じ、神戸バイオメディカルクラスターの形成に寄与してきました。
 神戸医療産業都市の取り組みは、約370の企業・団体・研究機関の集積、高度専門病院群の整備などによって、日本を代表する医療クラスターとして大きく進展してきました。当機構には、神戸医療産業都市に集積した企業や研究機関・大学、医療機関などの連携・融合をより一層強化することによって、革新的な医療技術の開発や神戸経済に貢献するイノベーションの創出が求められています。
 我が国は少子高齢社会という人類がこれまで遭遇してこなかった大きな課題を世界に先駆けて体験することとなりますが、この問題に対してどのような未来を築くことができるのか、我々はその解決策を示す必要に迫られています。
 当機構は、神戸医療産業都市において多くの人や情報、様々な知恵が集まる産学官医の橋渡しとなる知の拠点を構築し、健康長寿社会の実現に向けた課題解決策を神戸から世界へ発信していく役割を担ってまいりたいと考えております。
 今後とも皆様方の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

公益財団法人神戸医療産業都市推進機構理事長 本庶佑

公益財団法人神戸医療産業都市推進機構理事長 本庶 佑 本庶 佑 理事長 略歴