神戸医療産業都市は
デジタルヘルス分野の
事業化を支援します
なぜ今デジタルヘルスなのか
なぜ今デジタルヘルスなのか
近年、ライフサイエンス分野においては、病気の予防や早期発見、更にはQOL向上に対してのニーズが高まっており、
ICT技術を用いたツールであるデジタルヘルスが、その解決手段として注目を集めています。
しかし、デジタルヘルス領域の事業では法規制や収益化など、製品化に至るまでに多くの課題が存在します。
神戸医療産業都市では、多数の創薬・再生医療・医療機器等のライフサイエンス企業が拠点を形成。事業化支援によって、
これまで多くのイノベーションを創出してきました。
神戸医療産業都市は、様々な支援メニューによって
デジタルヘルス領域の事業成長に課題を抱える企業をサポートします。
日本最大の
メディカルクラスター
神戸医療産業都市の魅力
Appeal of Kobe Biomedical Innovation Cluster
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約380の医療関連企業・団体との
コラボレーション & マッチング神戸医療産業都市には、理化学研究所や大学等の研究機関、および、神戸市立医療センター 中央市民病院をはじめとした高度専門病院群、医療関連企業など、約380の企業・団体が集積。
神戸医療産業都市内では定期的に交流&マッチングイベントを開催し、企業間マッチングや病院・大学・研究機関との連携支援を行っています。交流 & マッチングイベント
- クラスター交流会
- 産学連携の促進を目的としたクラスター交流会を実施。企業同士のビジネスマッチングのみならず、大学の先生方と企業との交流にもつなげていただいています。
- オープンイノベーションカフェ
- 多業種の方々との交流による人脈づくりから新たな共創につなげることを目的とした、企業および医療・研究機関向けのイベント。神戸医療産業都市進出企業紹介や名刺交換会などを実施。
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8つの専門医療病院との連携
医療サービス・技術の実証が可能臨床研究推進センターを備える総合病院、小児、眼科、がん医療、リハビリなど神戸医療産業都市では8つの高度専門医療病院と連携。
定期的にイベントやワークショップを開催し、臨床現場から医療ニーズを吸い上げて医療機器の製品開発に活かすことはもちろん、企業の技術シーズを医療現場へ橋渡しすることができます。更に、エイジテック分野では市内介護事業者との連携による「介護テクノロジー導入促進プロジェクト」として、実際の介護現場で製品を体験いただく取り組みを行っています。導入の魅力や効果を知っていただき、製品の情報発信を支援します。
また、神戸医療産業都市推進機構では、神戸医療産業都市に拠点を有する企業を対象として医療機器創出の支援を目的とした「医療現場革新プログラム」を実施し、企業の製品開発を臨床現場とともに支援しています。
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神戸市立医療センター 中央市民病院
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神戸大学医学部附属病院
国際がん医療・研究センター -
神戸市立神戸アイセンター病院
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兵庫県立こども病院
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兵庫県立粒子線医療センター附属
神戸陽子線センター -
西記念 ポートアイランド
リハビリテーション病院 -
神戸低侵襲がん医療センター
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あんしん病院
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2,000を超える市民サポーターを活用した
モニター・実証試験ヘルスケア分野の製品・サービスの事業化に必要な科学的エビデンス取得のため、実証試験実施のトータルサポートを行っています。
「ヘルスケア市民サポーター」を活用したアンケート調査・モニター試験の実施や、ヘルスケア分野における製品・サービスの事業化戦略、および、開発・改良に関するアドバイスを行います。
- 共同開発事例
- 株式会社トータルブレインケアCogEvo、
その他、各社へも共同開発支援を実施。
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15以上のコーディネーター
+ 11名のスタートアップアドバイザーが在籍
事業化に必要な伴走支援を提供神戸医療産業都市推進機構クラスター推進センターには医療機器・創薬バイオ・ヘルスケアに関する豊富な経験と専門知識を持った医療ビジネスの専門家が在籍しています。神戸医療産業都市のコーディネーターとして、研究開発シーズの実用化・事業化に関するニーズに伴走支援いたします。
PMDAなどの薬事戦略相談はもちろん、助成金・補助金の利活用など、事業化を見据えた支援をご提供します。
- PMDA戦略相談連携センター
- PMDA職員によるRS戦略相談・RS総合相談を実施。
薬事に関することであれば内容問わず、対応しています。
円滑な戦略相談のために、様々な疑問や課題に対応。
Case studies 研究・製品化事例
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株式会社Aikomi
Aikomiプラットフォーム
Aikomiは、認知症を持つ人々が自分らしく生きることを支える「パーソンセンタード・ケア」の実現のために、AIを活用したデジタルセラピーを届けていきます。
Aikomiが開発しているのは、認知症の方が自身の記憶の断片を視たり聴いたりはもちろん、嗅いだり触ったりすることが出来る、AIとIoTを活用したプラットフォームです。
この記憶の断片を認知症を持つ人々とご家族や医療・福祉従事者で共有することで、3者間のコミュニケーションを促進し、より良い繋がりを生み出します。
さらにこのプラットフォームをリモートで使用することで、対面での接触が制限されている状況においても、3者間の結びつきを維持することを可能にします。
また孤立しがちなご家族を支援するための、心理的サポートシステムの提供も予定しています。神戸市介護テクノロジー導入促進プロジェクトでのご支援
Aikomiの開発製品である『Aikomiプラットフォーム』を実際の介護現場で施設利用者に使用してもらい、ユーザーフィードバックを得て製品改良・普及を目的として、神戸市介護テクノロジー導入促進プロジェクトへ参画いただいております。
神戸市内の特別養護老人ホームにおいて、Aikomiプラットフォームを『認知症に対応するための非薬物療法提供システム』として導入する伴走コンサルティングを通して、介護施設利用者からのフィードバック情報収集と効果測定を実施しています。※神戸市 介護テクノロジー導入促進プロジェクトに関して
神戸市では、介護現場の業務負担軽減、人材確保・定着を図り、介護しやすい環境づくりを進めるため、介護現場への介護テクノロジーの導入促進を支援しています。本プロジェクトは、テクノロジーの導入に何らかの課題を抱えている介護事業者と、すべての企業を橋渡しすることで、より良い現場作り・テクノロジー開発の機会を創出するものです。
本プロジェクトを通じて介護テクノロジーがもっと身近に、もっとニーズに沿ったものとなり、神戸の介護がよりイキイキとなるよう、様々な活動を展開してまいります。
神戸市内介護現場での、テクノロジーの効果的な活用・導入促進によって「より良い未来の介護環境」を目指して、神戸市内の全介護事業所へ募集を行い、 体験導入(機器貸出等)により製品の効果や良さを知ってもらいテクノロジー導入の理解を深めて頂く取り組みとなっております。 -
株式会社トータルブレインケア
「認知機能の見える化」で社会課題を解決
私たちは、日々のストレス・疾病・老化など脳へのダメージで、認知機能低下を伴う健康被害にさらされています。 弊社では血圧計などのセルフチェックと同様に、気軽に認知機能のチェックとトレーニングができるクラウドシステムCogEvo(コグエボ)を開発しました。MMSEとの相関もあり、脳の変化の予兆をつかみ認知症への移行の早期発見・予防に役立てます。現在、大学・研究機関、病院、施設での活用や導入はもとより、自治体初の市民向け認知機能チェックサービスの実施、自治体の先導的ヘルスケアサービス実証支援事業の承認など、地域の認知症予防・啓発にも貢献しています。PHRなどへのAPI連携も進み、CogEvoによる「認知機能の見える化」を産・官・学で取組み、労働寿命と健康寿命を延伸し、生涯現役の実現を目指します。
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株式会社HACARUS
診断支援・創薬支援
AI ソリューションの提供少量データから解釈性の高いAIを構築可能な HACARUS独自の技術を活用した、医師向け診断支援 AI プラットフォーム HACARUS MD と、製薬企業・研究者向け創薬支援 AI プラットフォーム HACARUS DD を提供しています。解釈性の高い AI により、医師や研究者の素早く的確な意思決定をサポートします。神戸大学との肝細胞がんのMRI画像診断支援 AI をはじめ、企業・研究機関との共同研究にも取り組んでいます。
N I DRIVE 株式会社
(デジタルヘルスケア×AI分析)
サービスN I DRIVEのデジタルヘルスケアサービスは、健康データレークに蓄積する健康記録・医療記録情報をML(機械学習)技術により分析し、匿名化した分析結果をアカデミア、生命保険会社、医薬品会社、研究機関、医療機関などに広く提供するとともに、個人向けサービスでは予病、未病、治療に対するケアなど「健康」プラス「幸福」の実現をめざす新しいヘルスケアサービスです。
株式会社SPEC
A.I.による「医療と健康のデジタルサービス」を展開
株式会社SPECは、東京都大手町に本社を置くIT&DXの総合インテグレーターで、大手銀行や保険会社等をはじめ、病院や薬局のシステム開発も手がけています。約10年前からは神戸医療産業都市メンバーとしてポートアイランドに医療健康分野に特化したデジタルラボを開設。IT健康管理「カラダからだ」や、AI疾病予測「カラダノミライ」等の、独自のスマホアプリ&サービス事業を行なっています。一歩先を行くデジタルを駆使した、新たなITメディカルソリューションリーダーとして、国内外問わず多くのお客様に好評を頂いています。
医療・健康系スマホアプリケーション、病院やクリニックのシステム、社内業務のWEBソリューション等、企画・開発・運営・保守までワンストップにて賜ります。 -
カーブジェン株式会社
最新技術を用いた、臨床支援のための
細菌感染症診断・治療支援プラットフォーム
ならびに医療機器の開発救急外来、市中クリニックなどにも設置可能なポイント・オブ・ケア自動グラム染色機PoCGS(ポッグス)は、小型・低価格で、短時間(10分)で染色標本が完成します。また細菌感染症菌種推定アプリ・適正抗菌薬選定支援システムBiTTE(ビッテ) はグラム染色像に対するAI画像解析技術を利用した高精度な菌種推定ならびにアンチバイオグラムと連携した適正抗菌薬の選定を支援し、臨床医の治療に貢献します。
AMI株式会社
心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応
聴診器「超聴診器」の研究開発「超聴診器」の研究開発を進めている。超聴診器の特徴は、心電・心音の計測データをもとに、独自のアルゴリズム及びデータ処理により、心疾患の診断をアシストすることである。また、生体音を可視化することで聴診をサポートする遠隔聴診対応ビデオチャットシステムを開発している。さらに、遠隔聴診とAMI指先採血キットを組み合わせた「クラウド健進®︎」を自治体や企業に対してサービス提供を開始している。
ハートラボ株式会社
RST遠隔モニタリングシステム
ハートラボは独自のRespiratory Stability Time(RST)技術をベースに、呼吸の不安定性を定量化し、心臓・肺・睡眠の状態を遠隔モニタリングするプログラム医療機器やヘルスケア製品を開発することで、患者のQOL向上や健康志向の高いユーザーの健康寿命延伸に貢献します。RST遠隔モニタリングシステムはユーザーを日常的なセンサー装着や機器操作から開放することで長期モニタリングを実現します。
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神戸医療産業都市への進出
2つの形態
Advance into Kobe Biomedical Innovation Cluster
Two forms
シェアラボ
- スタートアップクリエイティブラボ(SCL)
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スタートアップクリエイティブラボ(SCL)はライフサイエンス分野に特化した研究開発型スタートアップのための拠点。
共用実験機器が完備されているため、手ぶらで入居しすぐに研究が始められ、利用料補助を利用すれば、月額約8万円でP2レベルの実験が可能です。
- 【関連補助金・助成金】
- シェアラボ・シェアオフィスにおいて、
利用料の50%以内を2年間補助(限度額100万円/年)
※詳細条件のご確認は下記Contactへお問い合わせください
レンタルオフィス
- 国際医療開発センター(IMDA)
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国際医療開発センター(IMDA)は、平成23年5月24日にオープンした医療機器の共同研究開発と事業化支援の施設。
簡易間仕切りで仕切りを設けた小規模で安価なオフィスから、一般個室のオフィスまで、バリエーション豊富なお部屋を多数備えております。入居企業様には、産学連携のもとに医療機器の共同研究開発を行う拠点として利用いただけます。
- 【関連補助金・助成金】
- オフィス・ラボ賃料の50%以内を3年間補助
(限度額:1,500円/㎡、200万円/年)
※条件によっては対象外となる場合がございます。
※詳細条件のご確認は下記Contactへお問い合わせください
神戸医療産業都市とは
神戸市中央区の『ポートアイランド2期』に立地する、医療産業の中核地であり、全国的にも類まれな立地環境を誇る都市型産業団地です。
現在、ビジネス拠点として人気を集めています。
研究機関や大学、医療関連企業、高度専門病院群の集積など、ライフサイエンスクラスターの形成が進んでいます。
神戸医療産業都市から東京・羽田空港まで約80分、
神戸の都心三宮までは約12分と交通アクセスの良さが抜群です。