Kansai Life Science Accelerator Program (KLSAP)はライフサイエンス分野の起業家・経営者を育成・支援し、関西のスタートアップエコシステムに資することを目的として、神戸市と神戸医療産業都市推進機構がバイエル薬品株式会社、シスメックス株式会社、京都大学と協働で2020年に開始したアクセラレータープログラムです。
KLSAP2025からはプログラムを更に拡大し、起業前・起業直後のスタートアップ等よりアーリーなステージの支援を目的としたEntrepreneurship Phase(E-Phase)を新設し、プレシード・シード・アーリーからミドルステージまで一貫した支援プログラムを提供します。
神戸において、独立行政法人工業所有権情報・研修館 近畿統括本部(INPIT-KANSAI)と連携し、ライフサイエンス分野における知財戦略に関する個別相談会など、知財に関する支援を広く行っています。
過去開催プログラム
アクセラレーション プログラム
2023年10月7日(土)、神戸大学神戸大学統合研究拠点コンベンションホールにて「メドテックグランプリ KOBE2023」デモデイを開催しました。
当日は書類審査を通過したファイナリスト 12 チームがビジネスプランを発表し、最優秀賞・各企業賞の受賞者を決定しました。
※ファイナリストや受賞結果の詳細はこちらをご覧ください。
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2022年10月8日(土)、神戸大学神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールにて「メドテックグランプリ KOBE2022」を開催し、書類審査を通過したファイナリスト 12 チームがメンタリングを経て、デモデイにてビジネスプランを発表しました。
※ファイナリストや受賞結果の詳細はこちらをご覧ください。
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2021年10月9日(土)、神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールにて「メドテックグランプリ KOBE2021」を開催し、書類審査を通過したファイナリスト 12 チームがメンタリングを経て、デモデイにてビジネスプランを発表しました。
※ファイナリストや受賞結果の詳細はこちらをご覧ください。
2020年10月10日(土)、研究開発インフラや医療・製薬系企業が集積する神戸医療産業都市 において、「第3回 メドテックグランプリ KOBE」を開催しました。全国よりエントリー頂いた106チームの中から厳選されたファイナリスト12チームが、製薬企業、機器開発企業などを含む12名の審査員を前に、熱いプレゼンテーションを繰り広げました。
※ファイナリストや受賞結果の詳細はこちらをご覧ください。
「LIFE SCIENCE STARTUP 経営人材育成カリキュラム」
本カリキュラムは、全国的に不足が大きな課題となっているライフサイエンス分野のスタートアップ経営者候補を育てることを目的として、2019年度から2022年度まで実施。
実シーズを用いて、国の補助金事業への申請に向けたビジネスプランをチームに分かれて検討・発表する申請模擬体験、及びシーズホルダー(アカデミア)との調整方法、資本政策、知的財産戦略などの講義を通し、スタートアップ経営者に必要な知識を体系的に学べるプログラムです。さらに、協力機関であるAMED、JST、NEDOの方による講義もあり、直接繋がることもできることが大きな強みとなっています。
2022年度は、東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座 講師の 古谷 裕先生にシーズをご提供いただき、10月14日~3月10日の全11回にわたって実施しました。
製薬会社をはじめとする企業で開発や営業に携わっている方等様々な立場の受講生が半年間、一緒に講義を受け、チームに分かれてビジネスプラン、知財・資本戦略などについて検討や議論することを通じて、切磋琢磨しました。
最終回では、ビジネスプランをチームごとに発表し、専門家より具体的な講評をいただき、本格的な起業に向けて有意義な時間となりました。
受講生からは、「起業を成功に導くためのアイデアを考える良い機会となった」、「専門家から直接フィードバックをもらえる貴重な機会となった」、「自分自身の思考の課題が明確になった」等の感想をいただいています。
2022年度の開催案内はこちらをご覧ください。
本ワークショップは、バイエル薬品株式会社のドイツ本社で実施される「ポートフォリオマネジメント会議」を模擬体験していただくプログラムです。参加者は仮想のグローバル製薬企業に入社していただき、各部門(プロジェクト管理、研究・安全性、臨床開発、薬事・知財、マーケティング等)に配属され、4つのがん領域パイプラインの開発優先度を意思決定していただきます。
製薬企業が各シーズを評価する上で何をポイントとしてどう意思決定しているのか、製薬企業の考え方を理解するのに大変有用なプログラムだと、参加者の方から高く評価いただいています。
2022年6月17日(金)クリエイティブラボ神戸(CLIK)イノベーションパークにて「第3回神戸グローバル創薬開発ワークショップ」を開催いたしました。2020年度の第2回では、COVID-19の影響で全面オンラインでの開催となりましたが、それから2年を経てようやくオンサイトでの開催となりました。
今回もバイエル薬品株式会社から5名の社員の方に全体モデレーター、メンター等をしていただくとともに、KBIC進出企業の株式会社xCAREにもメンターとしてご協力をいただきました。
参加者にとっても久しぶりの対面イベントでしたが、各チームで話し合いを重ねるうちに闊達な意見交換が行われ、部門長会議では各チームの色が強く出た発表が行われて盛り上がりを見せました。ネットワーキングタイムでは他チームの参加者とも活発に交流され、盛況のなか閉会となりました。
<開催概要>
日時:2022年6月17日(金)10時00分~18時00分
会場:クリエイティブラボ神戸(CLIK) イノベーションパーク
最終参加者:21名(合計17の企業・大学・団体から参加いただきました)
プログラム:
10:00~12:00 | イントロダクション (創薬の流れ、シミュレーション概要説明) バイエル薬品株式会社メンターによる部門紹介 各部門へのグループ分け、部門長決定 |
13:00~17:30 | 部門内会議 ⇒ Review Committee Meeting(部門長会議) というシミュレーションを3クール実施 |
17:30~18:00 | ネットワーキングタイム |
(部門内会議)
(Review Committee Meeting)
(ネットワーキングタイム)
第1回ワークショップの様子は、こちらをご覧ください
スタートアップの経営者層と主催者側のエグゼクティブメンバーが、スタートアップが直面する課題や解決策などをディスカッションすることで、スタートアップ・事業会社・行政の垣根を超えた共創や、ライフサイエンス分野で活躍するプレーヤーの繋がりが生まれることを期待したプログラムです。
他のスタートアップ経営者と悩みを分かち合ったり、先輩CEOやエグゼクティブメンバーから経験談やアドバイスを聞くことができ、閉会後にはネットワーキングとしても活用いただける貴重な機会となっています。
2023年2月8日(水)、「第3回神戸CEOラウンドテーブルディスカッション」をクリエイティブラボ神戸(CLIK)イノベーションパークで開催しました。
今回は「VC と本音で語ろう in Kobe」をテーマに、ベンチャーキャピタル2社をお招きし、他では聞けない個性溢れる貴重な講演をしていただきました。講演の後、参加スタートアップ、事業会社、神戸市、そしてベンチャーキャピタルを2チームに分け、約1時間のディスカッションを2回行いました。ディスカッションテーマの「資本政策」、「VC目線での評価」だけでなく、日本のスタートアップをめぐる様々な課題の指摘や情報交換など、通常ではなかなか聞けない本音も交えた活発な議論が展開されました。
今回は、参加者一人一人がしっかり話せるようコンパクトなプログラムを心掛け、多数の参加者から「VCとざっくばらんに話せる貴重な機会だった」と好評をいただきました。
<参加者>
スタートアップ8社(㈱Aikomi、オーチャード・バイオ㈱、クアドリティクス㈱、㈱TearExo、 ㈱プロジェニサイトジャパン、㈱ミーバイオ、㈱ユニバーサル・バイオサンプリング、㈱リンクバイオ)
事業会社3社(シスメックス㈱、日本ベーリンガーインゲルハイム㈱、バイエル薬品㈱)
※社名:五十音順
<当日の主な内容>
VC2社からの講演(30分ずつ)
①起業時の資本政策 “~スタートアップ業界は魑魅魍魎まみれ~”
ファストトラックイニシアティブ 深津 幸紀 氏
②VC目線でのスタートアップの評価
レミジェス・ベンチャーズ 野々村 和彦 氏
ラウンドテーブルディスカッション(55分ずつ、計2回)
交流タイム
ディスカッションの様子
参加者一同
スタートアップ薬事ワークショップは、これまで多くの薬事関連相談を受けてきた推進機構の経験を基に、薬事戦略の基礎を学んでいただくワークショップです。 医療シーズの事業化を考えておられる医療従事者・アカデミア研究者の方々や、PMDAへ初めての薬事相談を検討されているスタートアップの方々にご参加いただき、薬事戦略のプロセスや活用についてを学んでいただくプログラムです。
2023年7月3日(月)に「第2回スタートアップ薬事ワークショップ」をクリエイティブラボ神戸(CLIK)で開催しました。開催2回目となる今回は「プログラム医療機器(SaMD)」を取り上げ、医療機器メーカーでの豊富な薬事申請経験と行政や業界団体とのネットワークをお持ちの専門家をお招きし、仮想事例をもとに、開発当初から臨床的意義、そして出口戦略を意識した開発を行うことの重要性について、グループワークを通じて学んでいただきました。
グループワークでは立ち上がってボードの前で議論する姿も多く見られ、第1回に続き非常に熱気あふれるワークショップとなりました。
<当日スケジュール>
10:30~10:40 開会挨拶/プログラム概要説明
10:40~12:00 講義「プログラム医療機器の事業戦略に基づいた薬事戦略の策定」
株式会社 AI メディカルサービス 医療規制統括部門
薬事グループ グループリーダー 寺地 耐志 氏
12:00~13:00 昼休憩(60 分)
13:00~17:00 グループワーク①・②・③(休憩あり)
グループワークメンター 株式会社 xCARE 阿部里恵 氏 他
17:00~17:30 Wrap up/閉会
17:30~18:00 交流会・名刺交換会
ワークショップではチームに分かれ、
付箋やボードを活用して議論を進行
各チーム代表による
検討結果発表
神戸において、独立行政法人工業所有権情報・研修館 近畿統括本部(INPIT-KANSAI)と連携し、ライフサイエンス分野における知財戦略に関するセミナーの開催や知財に関する相談会の実施など、知財に関する支援を広く行っています。
2023年7月28日(金)に、「第2回神戸知財セミナー」をクリエイティブラボ神戸(CLIK)で開催しました。
第2回の開催となる今回は、知財情報コンサルタントとして活躍される株式会社イーパテント・野崎篤志先生より『スタートアップが知っておきたいIPランドスケープ・知財情報活用』のセミナーを行っていただき、先行品や競合技術の知財情報を収集・解析し、それを最大限活用して自社の事業戦略を立案するためのコツをお伝えいただきました。
続いてINPIT-KANSAI 知財戦略エキスパート・中川美和氏より『LENS.ORGを用いた知財に関する情報検索・収集』について実演のもとご説明いただき、参加者の方に具体例により理解を深めていただく事が出来ました。
講演後には、実際に知財情報をどう活用するか、参加者の皆様と一緒に意見交換を行うトークセッションを実施し、様々な質問や意見に対して専門家である野崎先生や中川氏より解説が行われ、闊達な議論の場となりました。
セミナーの様子
トークセッションの様子
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
クラスター推進センター
〒650-0047 神戸市中央区港島南町1丁目5番地4
神戸臨床研究情報センター2階