高齢社会のニーズに応える 歯髄再生医療の技術開発世界初の歯髄再生医療を実用化 - 歯髄幹細胞の培養・加工・保存の受託設備の設置支援
-
- 支援サービス
- 再生医療・細胞製品の製造・管理 | 事業用地の購入
-
- 会社名
- エア・ウォーターグループ アエラスバイオ株式会社
-
- 研究概要
- 歯髄再生医療の技術開発・事業化
The Challenge開発・製品化の背景
高齢社会のニーズに応える 歯髄再生医療の技術開発
エア・ウォーター株式会社は医療用ガスや病院設備工事などの「高度医療分野」の事業基盤を強化する一方、高齢社会の進展に伴って、今後の市場成長が期待できる歯科関連や衛生材料などの「くらしの医療分野」への事業領域の拡大にも注力。2011 年に歯科関連事業に本格参入後、2018 年にはアエラスバイオ株式会社を設立し、歯髄幹細胞を用いた歯髄再生医療の事業化に着手しました。

The Solution神戸医療産業都市の支援
神戸医療産業都市の拠点で事業化を実現
2019年5月「エア・ウォーター国際くらしの医療館・神戸」が神戸医療産業都市にオープン。館内にはアエラスバイオ株式会社と連携した「RD歯科クリニック」が設置され、歯髄幹細胞の培養・加工・保存を受託するための設備を設置するとともに、歯髄再生技術の確立と安全性や有効性の検証を進められました。

The Results達成した成果
世界初 歯髄再生医療を実用化
神経を抜いた歯に対し、人工物を詰めるのではなく、神経をよみがえらせるのが「歯髄再生治療」です。虫歯になった神経の部分を取り除いて清掃し、内部に歯髄幹細胞と薬剤を移植することで神経を再生させます。不用歯(親知らずや虫歯などで抜かないといけなくなった歯)から歯髄を採取し、その中に含まれる歯髄幹細胞を培養増殖し、移植する技術となり、アエラスバイオ株式会社は世界で初めての実用化を実現しました。2020年には歯髄幹細胞を培養後に管理が徹底した保管施設で液体窒素に入れて長期間冷凍保存する 「歯髄幹細胞バンク事業」もスタートしています。

神戸医療産業都市の事例に
相談を依頼するCase Studies研究・製品化事例
-
再生医療 医療機器 研究事例
細胞製造の自動化自動細胞培養装置 CellQualia ICP Systemの研究開発支援 | 研究・製品化事例 | 神戸医療産業都市
シンフォニアテクノロジー株式会社
-
医療機器 製品化事例
業界初となるカメラを用いた制御輸液コントローラー SEEVOL® 開発支援 | 研究・製品化事例 | 神戸医療産業都市
株式会社村田製作所
-
医療機器 製品化事例
医療×ロボット開発技術の結晶hinotori™サージカルロボットシステムの開発支援 | 研究・製品化事例 | 神戸医療産業都市
株式会社メディカロイド
Services神戸医療産業都市の各種支援サービス
研究開発から事業化まで
ワンストップでサポート
神戸医療産業都市では研究開発から事業化まで、多種多様な企業様のニーズにマッチした多彩な支援サービスを提供しています。専任のコーディネーターがガイド役となり、ニーズ探索から研究、開発、薬事、販路開拓まで一貫したワンストップの支援を提供します。