2026.08.24
- 企業・研究者向け
- 医療関係者向け
詳細な内容
神戸先端医療研究センターは、新しい医療に繋がりうる基礎研究、正常と病気を理解する研究、臨床試験まで行った研究など、幅広く医学生物学研究の講演等を企画してまいります。研究者・技術者の参加をお待ちしております。
【プログラム】
◆講 師
荒瀬 尚 先生
大阪大学 微生物病研究所 教授
免疫学フロンティア研究センター 教授
◆演 題
新たな免疫識別機構:T細胞によるセルフとネオセルフの識別機構と疾患
◆内 容
自己と非自己の識別機構は、免疫細胞が自己組織を攻撃することなく病原体などの異物を排除する分子機構であり、免疫学における基本概念となっている。しかし、従来の「自己」と「非自己」という二元的な概念だけでは、自己免疫疾患においてなぜ自己抗原に対する免疫応答が惹起されるのかを説明することは困難である。我々はこれまでに、MHCクラスII分子のペプチド提示に必要なインバリアント鎖の発現が低下すると、通常は小胞体内で分解されるはずのアンフォールドタンパク質がMHCクラスII分子に結合し、分解を免れて細胞外へ輸送されることを解明した。さらに、このように提示されたミスフォールドタンパク質が、T細胞やB細胞に「異物」として認識され自己免疫応答を惹起し得ることを明らかにし、このような異常な自己抗原を「ネオセルフ」と名付けた。実際、SLE患者においてネオセルフ応答性T細胞がクローナルに増殖していることが判明した(Mori et al., Cell 2024)。そこで、ネオセルフがどのようにT細胞に認識され自己免疫疾患の発症に関与しているのかについて議論したい。
会場住所
〒650-0047
神戸市中央区港島南町6丁目3番地の7
お問い合わせ先
神戸医療産業都市推進機構 セミナー事務局
078-306-0708
ibri-seminar@fbri.org
入力者
神戸医療産業都市推進機構

















